大好きな君 〜守と花のSTORY〜




ー…



…なんで、こいつについて行ってんだ?


いつもみたいに、無視すればいいのに。




『おい、ガキ。ここだ、入れ。』



気がつくと、1つの扉の前にいた。


え、え?


ここどこやねーんっ!


…はぁ。


キョロキョロと見渡しても、長ーい廊下が続くだけ。


あぁ…。


私、馬鹿だ。


やるだけやって、後は、ポイッかな。


…はぁぁぁ。



『おい、いつまでそこに立ってるんだよ。早く入れ。』




…チッ。


分かったよ。


入ればいいんだろ、入ればっ!!


ヤバくなったら、逃げればいいか。


元、総長をなめんなよ?


私は、深呼吸してから足を部屋へと踏み入れた。