大好きな君 〜守と花のSTORY〜




『………ってこと。分かった?』



全て、話した。


私がイジメられてたこと。


悪口を言われていたこと。


…和也さんを悪く言ってたこと。



みんななら、すぐ私に謝って華と縁を切るはずだと思った。




けど、違ったんだ。


蒼がはなった言葉は私を奈落の底に突き落とすような内容だった。



『…んだよ、それ。お前、それでも青龍の総長かよ。何、仲間を悪く言ってんだよ。』







…は?






『華が…華がそんな事するわけねぇだろ!お前を苦しめる為だからといって、自ら階段は落ちるはずねぇ。もしかしたら、死ぬかもしれねぇのに。』




は?


何言ってるの?



『…何?あんたら華を信じる訳?私のが長い付き合いなのにっ⁈私のほうがっ…。』






























……もぅ、いーや。


こいつらにどうこう言っても無駄だ。


こいつらなんか、〝仲間〟じゃねぇ。




『…よーするに、あれだ?〝はな〟は1人しかいらねぇんだな。で、その1人はお前らが好きな〝華〟だと。』



もういい、もういいっ、もう嫌だっ!


私は冷めた目で蒼たちを見た。



『はぁ?何言ってんだよ、俺たちはただ、華に謝ってほしくて…。』



…ブチっ



私の中で何かが切れた。