病室を出て、私は中庭に向かった。
中庭には綺麗な花がたくさん咲いている。
…ねぇ、お母さん、お父さん。
何で、蒼たちは華を信じるんだろう?
何でだと思う?
私の方がみんなと居た時間長いのに。
私の方がみんなの事大好きなのに。
…なんで華なの?
分からないよ…。
私の言い分なんか聞かないでさ。
なんで決めつけられなきゃいけないの?
…みんな、華に騙されてるよ。
あの子は、みんなの前ではいい子だけど、私の前だと悪い子なんだよ?
知らないでしょう…?
…。
みんなを助けなきゃ。
華の本当の姿を教えよう。
このままじゃ、〝青龍〟が壊れる。
…これであってるよね?
お父さん、お母さん。
みんななら、ちゃんと話せば私を信じてくれる。
そう、思ってた。

