…………… ………… ……… …… … …誰か、女の子がいる。 ストレートでぱっつんの真っ黒い髪の毛。 あれは、…華だ。 何か言ってる。 え? パクパクさせてるだけで、声は聞き取れない。 何? 私は目を凝らして、華の口元に注目した。 …。 〝う〟,〝ば〟,〝つ〟,〝て〟,〝や〟,〝る〟 っ! 奪ってやる? 確かに、華はそう言ってる。 奪うって? もう、奪ったじゃない! 私の居場所だった青龍を…。 だから、もう私には何も……っ!! まさか、守⁈ …………… ………… ……… …… …