「見てー!これがあたしの娘の夏希」 携帯の中の画像を見せた 「可愛いわねぇ~!今度連れてきてちょうだい」 ママは確実に弱ってる このまま あたしのことや 孫の夏希の存在を知らずに 生きてくのは 可哀想だと思った 「あのね 話があるんだ あたし 今は片岡菜摘だけど ホントは山下菜摘なんだ」 「山下?菜摘?」 「うん!夏の海ではなくて菜っ葉の菜に摘むと書くんだ」 「えっ?????今なんて?」 「あたし 施設で育ってて 片岡の両親に貰われて…」 そこまで言うと ママさんは号泣した