「あー アイツね」
仕事をしたのは事実
頼まれたから 仕事をしただけ
「アイツ 彼氏居るし~
あの親に 男の方が貧乏だから
猛反対されてるみたいだけど
だから 幸せな俺たちに ちょっと
嫌がらせしただけって」
「だって…電話…」
「そうそう あれね」
偶然同じ携帯の機種で 色まで同じだって
何かの拍子にお互いのが入れ違ってしまったらしい
「次の日 携帯が
違うのが わかったから 部屋へ取りに行ったんだよ」
もしかして あのとき?
『おい!恵梨香』
って 聞こえたのは…
「少しは オレの気持ちがわかるか?って思ったし 汚いからって言われてショックだったから ついつい 子供みたいなことをしてしまった
まさか 本気で出ていってるとは思わなかったから」



