ケータイ小説 野いちご

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野いちご10周年記念コンピレーションアルバム『ずっとずっと、大好きな君のそばで。』

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『ずっとずっと、大好きな君のそばで。』
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野いちご学園の新着投稿

    • 同級生
    • 放課後
    • 図書室
    • 髪クシャ

    「え、なんて??」

    強い風で窓の外の木の葉が大きな音をたてて揺れたため、漓月(リツ)くんの言葉はかき消されてしまった。

    タイミング悪いなぁ…

    聞き返すと凛月くんは脱力したようにしゃがみ込む。

    そして小さく

    「タイミング悪ぃ…」

    と呟いた。

    あ、一緒のこと思ってる。

    何だか可笑しくてクスリと笑う。

    すると、凛月くんは私を睨んで

    「何笑ってんだよ。」

    不貞腐れたように言った。

    「なんでもないよ、それでなんて言ったの?」

    もう一度聞けば意地悪そうに唇の両端だけをニッと上げ、

    「なんでもないし」

    そう言って私の髪をくしゃりと撫でて図書室から出ていってしまった。

    残された私は1人で赤くなって馬鹿みたいだよ…

    「もう、」

    そう言いながらもちょっと嬉しかったりした。

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    • あなたの憧れEPコン
    • クリスマス
    • クリスマスツリー
    • 告白

    「今日は楽しかったね!ありがとう!」


    「おぉ。また行こうな!」


    私、栗山 雪穂は幼なじみの星野 聖夜と一緒に遊びに出かけていて今は、その帰り道。


    (カラオケ、楽しかったなぁ〜。)


    商店街を歩いていると、そこには大きなクリスマスツリーが見えてきた。


    「うわぁ!綺麗!」


    「ホントだな〜。」


    イルミネーションで照らされたツリーは、まるで宝石みたいでキラキラしていた。


    「なぁ、雪穂。」


    「ん?何?」


    「俺、お前が好きだ!俺と付き合ってください!」


    (え!?)


    「ダメか?」


    「ううん。ダメじゃない!私も聖夜のこと好きだから!小学生の頃からずっと!」


    「え!?じゃあ・・・・・!」


    「うん。よろしくね!聖夜!」



    その時、空から白い雪が降った。


    まるで、2人のことを祝福しているかのように。

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    • あなたの憧れEPコン
    • お昼休み
    • 教室

    「ねぇ、俺のこと好き?」

    昼休み、隣の席の男子に突然聞かれた。
    私の方を見ているので私に言ったんだろう。

    (なにをいきなり…。)

    その人の周りには男子が3人いた。
    多分なにかの遊びでこんなことを聞いたんだろう。

    そうじゃないと話しかけられたりなんかしない。

    高校に入学してから3日目。
    たまたま席が隣で、たまたま友達がいなくて、たまたま1人でいた私が、たまたまターゲットになっただけ。


    (うわぁ、なんかすごい見てくる…。)

    なんて答えていいのか分からず俯いている私の方を面白そうに見つめてくる男子ども。

    (なによ!)

    こんなくだらない遊びに付き合わされている理由が分からずイライラしてきた。



    (別になんとも思ってない。)

    そう言えばいいだけなのに、


    「好きって言ったら、どうする?」

    隣の席の男子を見て
    私はイタズラっぽく笑った。

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