―もっと、刺激的な恋を。―

ちょっとした、疎外感があった。 ８つ上のお兄ちゃんと、双子の妹。 それから、お兄ちゃんの親友。 わたしの狭い世界で大きな存在感を放つ その３人は、みんな不良だ。 ――希乃は危ないから。 そう言って、わたしを置いてけぼりにする ３人は、“秘密の遊び”に夢中で。 ひとりぼっちの家が、とても寂しかった。 だから、かもしれない。 「知り合いなのか？　“あの”日向と」 チャンスだと思ったの。 みんながいる、不良の世界を知りたい。 最初は、ただそれだけだった。 ✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽―― 鹿村希乃（１５） ―しかむらきの― ２代目日向の恋人 「わたし、家族以外だと、 戸梶先輩が一番好きです」 × 戸梶平佑（１６） ―とかじへいすけ― 暴走族・天我の総長 「困らせてやればいいんだよ。 わがままに、周りを振り回してさ」 × 鹿村芙雪（１５） ―しかむらふゆ― ２代目日向 「俺達の関係、気付いてんだろ？ ……喋んな」 × 鹿村日向（２３） ―しかむらひゅうが― 伝説の不良 「寂しくなかったかー？　双子ちゃんよ」 ✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽―― 双子の妹が恋人で、兄は伝説で！？ 「もしかして……照れてるんですか？」 「別に照れてねぇ」 素直に好意を告げられると、 照れて素っ気なくなる先輩。 恋人同士（本当は双子）と 総長様の三角関係が発生？ 「……拗れるな」 禁断（？）の恋の行方は……？ （※ウェブ版推奨） （2022/11/16 　2023/11/30　あとがき追加） ―――――――――――――――――――― レイプ等を匂わせる描写があります。 苦手な方はご注意ください。 ―――――――――――――――――――― （2022/1/17　総合22位 　　　〃　　　 恋愛21位 ありがとうございます！）

「わたしは、大切な人を守るためなら、 なんでもできます」 家族だけでよかった、 わたしの狭い世界に入り込んだ特別な人。 大好きな大好きな、平祐先輩。 恋人になれて、幸せ…… なんて、ふわふわ思っていたのに。 ――なんだか、甘くありません！？ 「久しぶりだと、俺に抱きしめられただけで こんなになんの？」 「希乃と、少しでも触れてたくてさ」 「その顔、すげぇ可愛い」 悪戯で、意地悪で、強引で。 でも優しくて、蕩けそうなほどに甘くて…… かと思えば、照れて素っ気なくなる。 色んな顔を見せる平祐先輩に、 ドキドキが止まりません……っ！ ✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽―― 鹿村 希乃（１５） -しかむら きの- 伝説の不良の妹 「へ、平祐先輩っ…… お、おはよう、ございます」 × 戸梶 平祐（１６） -とかじ へいすけ- 天我総長・希乃の恋人 「ようやく俺が独り占めできた」 × 貫井 友安（１７） -ぬくい ともやす- 鳳凰総長 「可愛いな……オレンジも似合いそうだ」 × 鹿村 芙雪（１５） -しかむら ふゆ- ２代目日向 「希乃はお・れ・の、姉貴なんだからな！」 × 鹿村 日向（２４） -しかむら ひゅうが- 伝説の不良 「俺が言った“ルール”、 忘れてねぇだろうなぁ……！？」 ✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽―― 待ちに待った（？）夏休み！ 誤解も解けて無事ゴールイン☆ かと思いきや、 恋人ライフは雲行きが怪しく……！？ 「はぁ〜、きっつ…… 手ぇ出さなきゃよかった……」 天我に反感を持つ暴走族も動き出して、 危険度は相変わらずＭＡＸ。 まだまだ波乱は終わらない！ （※ウェブ版推奨） ―――――――――――――――――――― １の改稿に伴い、２の内容が大幅に修正 される可能性があるので、限定公開にします パスワードは感想ノートの作者コメントに 記載しています ―――――――――――――――――――― （休載中）

“落ち目の総長×『伝説』の妹！？” シリーズの、本編中に載せられなかった 小話集です。 リクエストも受け付けています。 完結した作品、未完の作品問わず、 あの話のここ、もっと掘り下げて欲しかった… というご要望にお答えします。 気まぐれ更新です。 パスワードは【SKKJ】、“鹿”村×戸“梶”、 「しかかじ」と覚えてください。