「俺の后になって国を治めようぞ！」 おおよそ 男が男に対して言う言葉ではない。 「はぁ～」 目の前の青年に 彼は呆れて 大きな溜息を吐き出すのだった。 －－－－－ ＊たぶんBL＊ 「お姫様のガーディアン」が 恋愛コメディだったのに 何故か続編はボーイズ・ラブ……!? ※、この作品からでも読めるようになっておりますので、お気軽に読んで下さい。 ＊＊＊ 蓮冶さま レビューありがとうございます！ ＊＊＊ －－－－－ ＊＊＊ 2011.1.22　誤字修正 2012.1.16　推敲完了 ＊＊＊

※複数サイトに登録・更新しております 小国の末姫であるリリアは、ある日隣の大帝国の主・ヨハネスとの結婚を決められてしまう。 『黒血皇帝』なんて物騒な二つ名の夫との結婚を果たしたリリアだったが、ヨハネスは一年もの間彼女を放置。 「帝国の皇妃って、案外暇なのね……」 部屋の中で毎日変わり映えしない日々を送っていたリリアは、ある日侍女に頼んでペンと紙を用意してもらう。 リリアが暇な時間で物語を書き進めると、その本は瞬く間に宮中の――そして王都中での人気作に。 「皇妃よ、この本を知っているか」 「ほぁ!?」 「素晴らしい本だ。余はこの本を開いた瞬間、遠征中に馬ごと沼に引きずり込まれた、あの時と同じ衝撃を感じた」 しまいには超怖い皇帝陛下本人までその本に沼落ちし、正体を隠して執筆をしていたリリアに彼女が書いた本を薦めてくる。 「余は読者として作者には認知されたくない。絶対に嫌だ」 「しかも余の部屋には……死別した登場人物が生存していたらという空想をしたためた本がある。もちろん余が書いた」 「皇妃よ、お前ともこの本について語らいたい！」 ちょっとしたすれ違いがあった二人が、物語を通して距離を縮めていくお話。

愛も恋も、純粋なものばかりではない。 キレイな愛があるなら、きたない愛もある。 愛する対象が人なのか、金なのか、権力なのかで、慈愛にも愛憎にもなるのです。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 天然一途な隠れ美少女にして、いじめられっ子 菅原凛（すがわら りん） １６歳、高校１年生 またの名を 『龍星軍（りゅうせいぐん）』４代目総長 凛道蓮（りんどう れん） × カッコ良くて優しい、キュートなイケメンだけど、無邪気な勘違いお兄さん 真田瑞希（さなだ みずき） ２０歳、バリスタ見習い またの名を 伝説の最強暴走族『龍星軍（りゅうせいぐん）』 初代総長で元ヤン ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 誤解、成り行き、どういうつもりだ！？ 凛のハチャメチャラブストーリー第１０弾！ 龍星軍の元ヤン総長である真田瑞希様を愛する『菅原凛』は、今日も性別と名前を偽って、『凛道蓮』としてお側にお仕えしています。 そんな凛に、愛する瑞希お兄ちゃんのパーソナルスペースに踏み込むチャンスが発生。 しかしそれは、想像を絶する展開を迎えるのでした。 「出て行け凛！！！今すぐだっ！！！！」 「瑞希お兄ちゃん・・・・！！？」 出生、差別、倫理、偏見、嘘、詐病、道徳、地位、権力、金・・・いろんなものが混ざり合ったカオスな事態を、凛はどうやって乗り越えるのか！？ はたして、瑞希お兄ちゃんとのラブイベントを起こすことはできるのか！？ 謎の『あの人』の正体が、ついに明らかになる！？ シリアスアクションな、凛のハチャメチャ恋物語の幕開けです！！ ★らやまはなたさん、レビューをありがとうございました★ ※お知らせ※ 正式なご報告が遅れましたが、【彼は高嶺のヤンキー様（元ヤン）シリーズ】のシリーズ７・シリーズ８・シリーズ９は、存在します。 実は、ネットの小説投稿サイト【エブリスタ】様に、課金方式で投稿し、各話完結しています。 お金を頂く形に、ご負担をおかけすることになりますが、気になる方は【エブリスタ】様にアクセスをお願い申し上げます。