―もっと、刺激的な恋を。―

都会の喧騒に包まれ、存在さえも認識されていない二人 なぜ生まれて来たのか、なぜ生きるのか なぜ愛するのか、なぜ愛されるのか 偶然、都会の片隅で出会った二人がともに過ごす時間 この一時、時間が止まってしまえば良いと願う二人の前で時は流れていく ふとした時、豊かな生活と、好景気だというニュースの陰に埋もれているワーキングプアーと呼ばれる人の事を考えてしまいます。 リーマンショックと派遣の雇止め。集団炊き出し、そんな苦しい時を思い出し、この作品を書くことにしました。 いま、もう一作の恋愛作品とほぼ交互に書いています。 毎日、どちらか片方はアップできるように頑張っています。 読んでくださった方々のコメントや感想を戴けると、大変ありがたいです。

僕は、草より花が好き─ 太陽より月が好き─ 雨より雪が好き─ 誰よりも─ 貴方が好き─ 宇佐美 アキさん 素敵レビューをありがとうございます！

　　　　　　　　　　　【朝顔はしおれない】（連載） 自殺した恋人、朝川海（かい）のことを、彼が亡くなった後に、改めて愛していたと気付き、深い後悔の念を抱き続ける英語教師・遠宮朝子。彼女の赴任先で、副担任になったクラスには、海の葬式で自分を罵倒した、海の弟・涼がいた。 海と涼は、お互いに、「朝顔の瞳」を持っている。そこに、朝子は涼の生きた目に、海のたましいを見る。そして、教師という立場から、生徒を恋する、禁断の恋が始まるのだった。 涼の彼女でクラスメート、成瀬夕、朝子の行きつけの美容室で最近入店した美容師・夜見啓。 ４人の恋と思惑、そして熱情は、朝子と涼の運命を大きく変えていくのだった……。 ○遠宮朝子（とおみや・あさこ） 海の元恋人だったが、彼の自殺のきっかけとなり、涼から恨まれている。英語教師で、涼の副担任。反抗する涼に手を焼きながらも、その「朝顔の瞳」に、海を見る思いで次第にひかれていく。 ○朝川　涼（あさかわ・りょう） 海の弟。「朝顔の瞳」を持つ。朝子を恨み、反抗を繰り返す。クラスメートの夕と付き合っている。 ○成瀬　夕（なるせ・ゆう） 朝子のクラスの優等生。誰にでも優しく接するが、ときにずるそうな笑みを浮かべる。涼の彼女。 ○夜見　啓（よるみ・けい） 朝子の行きつけの美容室に入店した美容師。持病持ちらしく短期で働く。重大な秘密を知っているようだ。彼の存在と秘密が、朝子と涼の運命を狂わせていく。　 ＊少しずつ連載していきます。切ない純愛がお好きな方におすすめいたします！！

好きかと問われれば 好きだと言える 大切かと尋ねられたら 大切だと胸を張る 永遠を誓ってはみたけれど でもこれはまだ 恋にも愛にも足りてない、かも H29.3.1～H31.2.23