プロフィール

猫野みずき
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こんにちは。猫野みずきです。読書と編み物、物書きが大好きです。ちょっと変わった作風ですが、気に入ってくださると嬉しいです。


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作品一覧

花繭の姫シャルロッテは運命に抗う

総文字数/1,858

ファンタジー2ページ

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紡師と花繭の姫の恋物語。花繭の姫シャルロッテは自分のいのちを削って、花の繭を作り、繭から魔の糸(国を守る強度をもつ)を紡師の一族ヴェーバー家のクリストフにより紡がれる犠牲の姫。魔の糸、魔薬のおかげで生かされている、聖にも魔にも近しい存在。幼い頃から仕える紡師クリストフへの純愛を抱いており、シャルロッテは犠牲の運命から、生きたいという願いを込めて、繭を作るようになる。 ある日クリストフを殺すという予知夢を得てしまうシャルロッテ。彼女は思い人を死なせないために彼と距離を置き、無口なクリストフは王太子と弟への遠慮からシャルロッテへの想いを隠す。やがてふたりの誤解は解け、未来を変えるために生きようとする強さを得て、シャルロッテの花繭は魔薬の花ではなく、奇跡の花を咲かせ、犠牲の聖女としての姫は紡師と繭の中で一夜結ばれる。だが、それを知った姫の許嫁、王子ヴァンサンとその愛人でシャルロッテの異母妹ペトラがクリストフを追放。クリストフの弟ラインハルトが紡師になり、彼の乱暴な愛で扱われるようになったシャルロッテは、ふたりの恋路を応援していた尼僧の手引きで繭の神殿から脱走。クリストフを追って放浪する。 彼女は男装の姫騎士となり隣国の神殿騎士になる。聖なる力と尼僧の紹介による。そこで神殿騎士を司る司教と懇意になりつつ、聖なる花のために司教の庭に入り込み記憶を失っていたクリストフが命を助けた帝国の姫と婚礼をあげることを知る。クリストフの護衛となったシャルロッテだが、狩りの際にクリストフを撃ってしまいそうになる。予知夢通りに彼のいのちを奪いそうになるが、未来を変え、また彼の記憶を取り戻すために、命を長らえるために必要な最後の魔薬を、冷め切った皇帝夫婦のために媚薬として献上。花繭の姫であることがわかり、ふたりは皇帝のはからいで故国に帰り、ヴァンサンとその王妃に収まっていたペトラに謝罪され、帝国で見つけた司教の聖なる花の力により、シャルロッテは花繭の姫の運命からも解放されて、しあわせに暮らす。もとの繭の神殿を改築してクリストフとしあわせに暮らす。
あふれる

総文字数/16,567

恋愛(ピュア)13ページ

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~千年の恋をした。あなたがいてくれた~ 『源氏物語」を愛する国文科学生の田村米(たむら よね)は、家族の不和を抱えるが故に自分の名前を嫌い、また真面目であるが故に生きづらさを抱えていた。 そんな彼女が引き受けたのは、夜間学級「てらこや」でのボランティア教師。彼女はここで教育の原点を見る。 『源氏』の縁は、彼女と不思議な古書店「げんじや」の若主人、結城愛之助(ゆうき あいのすけ)を結わえていく。 千年の古典を軸に織りなされる純愛の世界。 言葉と文学を愛するすべてのかたへ。 *田村 米 (たむら よね) 花梨女子大学四年。国文科の学生で、『源氏物語」が大好き。21歳。家族の不和が生んだ自分の時代がかった名前を嫌っている。 *結城 愛之助 (ゆうき あいのすけ) 夜間学級「てらこや」で米が担当する生徒。25歳の古書店店主。漢字が読みづらいという学習障がいを持つが、いつか『源氏物語』を読みこなしたいという夢がある。その熱心さから米は彼を「若紫の君」と呼ぶ。 *榊 美咲 (さかき みさき) 花梨女子大学四年。英文科で、英語教師志望。米の親友で、彼女より先に私立高校の内定を獲得した。夜間学級「てらこや」においては、米の前任者。 *早川 香織 (はやかわ かおり) 愛之助の幼なじみで優秀な女医。高慢で派手な美女。愛之助の天敵だが、実は……?!
鵲(かささぎ)の橋を渡って

総文字数/3,671

恋愛(キケン・ダーク・不良)7ページ

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織姫と彦星が鵲の橋を渡ることが出来るのは、年に一度、七夕の日だけ。 某大学病院小児科医医局でも、七夕の物語が月明かりの中繰り広げられる……。 年下ドクターの情熱、失うもの、傷つく者の多さゆえに思うままに行動できない年上医局秘書の純愛。 生まれ変わったなら、あなたは誰と恋をしますか? *七瀬美月(ななせ・みつき) 元医学生の医局秘書。小児科医の牛込伊織とは何らかの因縁があるようだが、普段はそっけない。 *牛込伊織(うしごめ・いおり) 小児科医。子どもたちにも人気の優しいドクター。物静かなその姿勢に、意外なほどの純情と情熱を秘め、待ち続ける強さをもつ。
紙切れ一枚の約束

総文字数/6,206

恋愛(オフィスラブ)10ページ

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我妻(わがつま)都は、地味でもてたことのない三十代中盤女性。大学時代は教育学部で、後輩妹尾をかわいがっていたが、彼とはいまや音信不通だ。 彼女は会社では幾人もの部下を束ねるキャリアウーマンだが、このたび婚活に臨むことになった。 お相手は、一流大学の法学部を卒業して弁護士になったというエリートの真壁。 都の婚活の行方は……?そして、突然現れた妹尾の言い放った悲しい言葉とは……? 梅雨時の夏至に訪れた、すこし悲しい、けれど読後感はほのぼのとしたおとなの物語。 ******************** *我妻都(わがつま・みやこ) 35歳のキャリアウーマン。国立大学教育学部卒業後、教員採用試験を受けることはなかった。教材の開発と作問に興味があったため、教育学の素養を活かして大手教材開発会社に入社し、順調に昇進を果たしてきた。だが、生徒の心のケアにも関心があり、心理学の授業を受講してピアヘルパーの資格を取得した。個人的に教育心理学の勉強を続けている。 地味で真面目な堅物女性。モテたことは一度もなく、合コンも未経験。 婚活を始めたばかり。夏至の雨の日が、お相手真壁湊との最初の出会いだが……? *真壁湊(まかべ・みなと) 33歳の弁護士。一流大学法学部卒業後、ロースクールへ。首席卒業後、そのひきで大手弁護士事務所に勤める。好きな女性のタイプは家庭的で癒し系。ふんわりしたファッションが似合う女性が好き。 *妹尾つかさ(せのお・つかさ) 31歳の中学校社会科教師。都の後輩で、優秀だったがなかなか採用試験に合格しなかった。毒舌だが、基本的に明るく元気で嫌みがないので、みんなに好かれていた。妻は大学の同期。結婚と採用試験合格が重なって、二重の祝賀会を開いてもらった。 だが、最近では仲のよかった都とも音信不通。都はひそかに心配していたが……?
なだねこ

総文字数/1,481

絵本・童話2ページ

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なだねこ。それは、この世でいちばんうつくしく……そして、やさしいねこでした。 宝石の涙を流すねこ(なだねこ・涙猫)とおばあさんの交流。 最後の描写に、あなたは何を思いますか?

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