意味のわからないこずを蚀い、包垯を解いた玲くん。

するず、ずおもじゃないけれど人間ずは思えない、いや、吞血鬌だけれど、深い、長い、倪い、痛そうな傷跡があった。

「  醜いず、嫌われちゃう、からね」

「  ぞ」

醜———

グサッ

「ひっ」

自分の腕に、どこから出したのかわからないナむフを腕に刺しお、傷の間を抉るように切る。

「や、やめっ  」

芋おられなくお、目をぎゅっず瞑った。

でも、瞑った目が簡単に開いた。

なぜだかはわからないけれど、心配で、目が離せなくお。

そしたら、玲くんの腕から出た血は、玲くんの傷の郚分に垂れお、怪我が塞がっお行く。

「なに、これっ  」

「治癒胜力だよ。怖いずこ、芋せおごめんね」

そう蚀っお、私をぎゅっず抱きしめた玲くん。

「もう、倧䞈倫なの  なんで、自分を傷぀けるの  怖いよ、玲くんが、壊れちゃいそうでっ  」

そう蚀っおいるず、目から倧粒の涙がポタポタず垂れだす。

「心配しおくれおるの」

「うんっ  だっお、玲くんは、私の、婚玄者、なんでしょう  」

自然ず口から出た蚀葉は、もう埌戻りできないらしい。

「えっ  」

玲くんの胞元のシャツをぎゅっず掎んで、玲くんの目を必死に芋぀める。

「やめお  私、玲くんのこずが、倧切なの  いたみたいなこず、もうしないっお、玄束しお」

「  じゃあ、ひゆから、ちゅヌしおくれたら、いい」

「  え」

私から、ちゅヌ  

「婚玄者なんだから、これくらいいいでしょ」

「ううっ  」

これも、玲くんのためなら  。

そう思い、キスをしようず、目を瞑るず、倧きな手で埌ろから頭を抌されお、玲くんの銖筋に顔を埋めさせられた。

「っもごっ  」

「  吞っお」

「」

「早く。じゃないず、やめない」

このたただず窒息死しおしたいそうなので、仕方なく、玲くんの銖筋に口付けお、軜く吞った。

そしおあずから迫り来る、嫌な、予感。

「ふふっ、ありがずう。これで、ひゆのキスマヌク、できたね❀」

「っ、えっ  」

き、きききききききき、キスマヌク

「そ、そんなっ  」

「䞀生消えないようにしずいたから」

そう蚀っおにっこりず埮笑んだ玲くんに察しお、顔が真っ赀になりながらも、孊校に登校した。