ケータイ小説 野いちご

いつもバカみたいに元気で風邪をひいても少しくらいなら平気で学校へ来ていた。


教室内で壮大なくしゃみをするから、いつも文句を言っていたんだっけ。


そんな和夫が今日で3日目の風邪。


それは少し心配かもしれない。


「梢、今日は部活?」


愛子にそう聞かれてあたしは「うん」と、頷いた。


そしてすぐに「でも休めるから」と、付けくわえる。


この流れはみんなで和夫のお見舞いに行く流れになっている。


あたしだけのけ者というのは寂しかった。


「それじゃぁ、放課後はみんなで和夫のお見舞いね」


愛子がそう言ったので、残りの6人は頷いたのだった。

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