ケータイ小説 野いちご

ヤンキーなんて、大嫌い。





あたしはスタスタ歩き出した。



待っててなんて言ってないし。


"約束の時間"だって、あたしは決めた覚えもない。




「待てよっ!」


後ろから追いかけてくる彼は、唯一あたしに接触できる男子と言っても過言じゃない。



隣の家に住む、同級生の新藤圭太(シンドウケイタ)


幼なじみ。

高校も同じで、クラスまで一緒になった。



「どこ行くんだよ」


「どこって、学校」


「は?今から電車で行く気か?」


「うん」


「マジ待てよ。乃愛を一人で行かせたら、嵐士さんに殺される」




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