そしたら、さっきの真面目そうな男子が思いっきり首を横に振った。



「違っ……そーいう意味じゃなくて!

俺なんかが、越野さんと付き合うとか……ありえないっていうか……」



「だから、ありえないんでしょー?あたしがなにしたって言うのよー」



「いやいやいや…ありえないって言うのは……」



そこまで言って、真面目そうな男子は顔を真っ赤にして、こう叫んだ。







「越野さんがいいなら……メアド交換して欲しいっ!!とりあえず、そこから……」



「おおっ!朝野っ、やる~ぅ!」