五年前の二月。


凍えるような
真冬の寒さの中
私達は出会った。


それは「偶然」ではなく
「必然」だった…


…片思い…


毎日が楽しくて、
日々過ぎることが
もったいない位だった。


恋愛禁止…


そんな場所で
恋に落ちてしまった私。


しかし、
乗り越えなければ
ならない壁は
一枚ではなかった。


何かを得るのには
必ず何かを失ってしまう…


そんな事を繰り返し
私達は今日も生きている。


ある1人のキャバ嬢
「夏海」の
一途で純粋な
恋物語のはじまり…