人間の器は決まっている。生まれたときに。心の許容量を超えると器は壊れてしまう。一番大きな器は神様のみ。ヌートに抱かれ眠る。苦しみも哀しみも全てを抱く器。その中に目を閉じて全てを溶ける。コスモゾーンの中に。全てが全てである。存在そのものが花であり、奇跡であり、存在という全てである。神様の口づけを待ち、溶けるまでに存在するということに言葉で言い表せない全て何かを感じられたなら、今を生きていることに心が震えるだろう。