「清汰。私のこと、どう思ってる?」

塾のあと、清汰の家にいって聞いてみた。

清汰にそう聞いた瞬間、飲んでいたお茶を吹き出した。

「ごほっ、ごほっ、ごほっ。いきなりなんだよ。」

「聞きたいから聞いてんの。」

「どうって。。。。」

わくわく。

「い、言いたくねぇ!」

「なんでよ。」

「なんでもだ。とにかく、夜遅いし帰れ。」

「えー!」

「えーじゃない。」

「じゃあ。帰る。」

ひとりで帰ろうとすると止められた。

「待てよ。送ってくから。」

「いいのに。」

「危ないからな。」

お母さんぽいな。でも、そこが清汰の良いところだよね。

「じゃ、お言葉に甘えて。」