夏休み。
なのにみんなで生徒会室。
これがかれこれ2週間続いてもう泣きそう。
「疲れた…」
「伊織、今日したら明日はお休みだから」
夏休み2周目の土曜日。
各クラスからの改善案の検討のために集められた生徒会です。
ほんとにめんどくさい。
泣きそう。
七瀬が毎朝迎えに来てくれるから行くけど、もう辛い。
夏休みなのになんでこんなに学校なの?
しかも今日祭りだよ?
あ、祭りじゃん。
「七瀬ー、会議終わったら祭り行こう?」
「え、ごめん。恋菜と一緒に行ってくる」
佐倉さんの方をちらっと見ると勝ち誇ったような顔をしている。
なんだよ…。
七瀬連れて行くとかずるい。
「会長どんまい!俺と一緒に行こうぜ」
きっと佐倉に同じことを言って既にフラれたんであろう桃矢が俺の肩を組む。
くそぉ…。
こいつと行くのかよ…。
せっかく七瀬と同じ学校に来たのに、この3年間七瀬と2人で出かけたのなんか数えるほどしかない。
それもほとんどが文化祭の買い出しとか、クラスのご飯会の道中とかばっかりで。
七瀬には好きなことを気づいてもらえないし。
ほんとに…。
はぁ…。
なのにみんなで生徒会室。
これがかれこれ2週間続いてもう泣きそう。
「疲れた…」
「伊織、今日したら明日はお休みだから」
夏休み2周目の土曜日。
各クラスからの改善案の検討のために集められた生徒会です。
ほんとにめんどくさい。
泣きそう。
七瀬が毎朝迎えに来てくれるから行くけど、もう辛い。
夏休みなのになんでこんなに学校なの?
しかも今日祭りだよ?
あ、祭りじゃん。
「七瀬ー、会議終わったら祭り行こう?」
「え、ごめん。恋菜と一緒に行ってくる」
佐倉さんの方をちらっと見ると勝ち誇ったような顔をしている。
なんだよ…。
七瀬連れて行くとかずるい。
「会長どんまい!俺と一緒に行こうぜ」
きっと佐倉に同じことを言って既にフラれたんであろう桃矢が俺の肩を組む。
くそぉ…。
こいつと行くのかよ…。
せっかく七瀬と同じ学校に来たのに、この3年間七瀬と2人で出かけたのなんか数えるほどしかない。
それもほとんどが文化祭の買い出しとか、クラスのご飯会の道中とかばっかりで。
七瀬には好きなことを気づいてもらえないし。
ほんとに…。
はぁ…。