この数日間父は、点滴も外されて言葉も喋れず意識が有るのかも分からないような状態でした。

七月十四日の朝に病院に泊まり込んでた母からこの為にうちに泊まってた叔父さんに電話が入る。

僕は、仕事と病院とで疲れてて久しぶりに四時間以上ぐっすり寝てた。

前の日に父に声を掛けたのだが、痩せて目も見えないような父に頑張れとは言えないねと言っていたが、まだ生きるのではと思っていた。

母の電話は、相当悪いが何とか頑張っているとの電話だった。

車が仕事用は使いにくい為に家に一台しか無くて叔父さんとそれなら九時くらいに迎えに来てもらうかと話した。

起きて煙草を吸おうとしてると母から今度は僕の携帯にまた電話がある。

何だろうと思って出ると危ないから急いで来いと言われる。

とうとう来たなと思った。

叔父さんに不味いらしいからタクシーで行こうと言い急いでタクシーで向かって病室に入るとついさっき息を引き取ったと言われる。

妹と甥っ子も早く来てて妹は泣き崩れる。

僕も泣くが妹が激しく泣くために何処かしら冷静でした。