ケータイ小説 野いちご

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いつか、このどうしようもない想いが消えるまで。

*FOUR*
キミの孤独




溝を埋めるためだった屋上での昼食は、結果、あたしの想いを露呈することになって。


だからといって、すぐに別れる別れないの話になるわけじゃなく。


律くんは少しあたしに距離を置いて、考える時間を与えてくれているように感じた。


頭を冷やせばきっと元通りになる……律くんはそう思っているんだろうし、また、あたしもそれを望んでいた。


それが誰にとっても、一番いい方法なんだ……。




黒崎くんが学校に来なくなって10日が過ぎた。

そうなると、いよいよクラスメイト達もどうしたのかと騒ぎはじめ、色んな噂が飛び交う。


重い病にかかって入院してるだとか。

海外で豪遊してるだとか。

はたまた、頭がよすぎて飛び級で大学に入学したとか。


どれも信憑性がないけど、ここまで休みが長いとあたしも心配。


タイミングからいって小野先生とお兄さんのことで心を痛めているんだろうとは思う。


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