長かった夏休みが明け、2学期がスタートした。
今日から9月。
「由茉、おはよ。」
「おはよ、湊。」
私たちは今日も仲良く一緒に登校です。
「久しぶりに制服姿見るとかっこいいね。」
「さんきゅ。行くぞ。」
私が後ろに乗り、学校へ向かった。
資料室も久しぶりだ。
「おはよ。」
私はみんなに挨拶をした。
「おはよ!由茉ちゃん!今日もかわいいね!」
「なにそのチャラ男みたいな発言。」
哉斗、変。
「えー!素直にいっただけなのに!」
「哉斗うるせぇよ。」
と湊に突っ込まれる。
「ってか今日席替えすんのかなー。」
と純がいった。
「純はまた前じゃない?」
と颯が答える。
「颯は女の子と普通に話すの?」
遊ぶことはなくなったけど…
「んー、まあ適当にあしらう。
素を見せんのはやだしね。」
「ふーん、そっか。」
「とりあえず来月末の文化祭に向けてだね。」
文化祭か…そういえば去年はいろいろあったな。
「今年何やるかなー?」
「さぁなー。普通に食べ物売るでいいんじゃん?
カフェとかだったら全力で反対する。」
と純が言った。
「俺も。接客とか無理。」
と湊。
確かにこの5人は嫌がりそう。
「ま、俺は女の子ならいいけどね。」
と颯。
基本的に女の子大好きなんだよね~。