ケータイ小説 野いちご

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ヤンキーなんて、大嫌い。

*1*
「イイコトしに行こうよ」





――そして、

待ちに待った放課後がやってきた。



今夜行くお店は、未成年入店禁止みたい。


だから少しでも大人っぽく見えるようにって、日南子がメイクをしてくれて、洋服も貸してくれた。



ママには、小春の家に泊まりに行くと言ったら、なんの疑いもせずに送り出してくれた。


もちろん、お兄ちゃんにはナイショにしてね……って釘をさして……。




「ね~ね~、これちょっと派手じゃないかなあ」


胸元が大きく開いたワンピに、あたしはなんだか落ち着かない。


「こんなのカワイイもんだってー、みんなもっと露出も激しいんだから!!」


あたしの不安をよそに、日南子は笑いながら言う。




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