ケータイ小説 野いちご

至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

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楓の制服を着ている奈央達は、怪しまれることもなく堂々と校門まで抜けて行く。


右に曲がった奈央に反して左に曲がったら腕を掴まれた。


「そっちじゃねえよ」


「待って。先に行かなきゃいけないところがあるの」



逃げるとでも思われたのかついてきた奈央達と一緒に、飯田さんの待つ車の元へと向かう。


いつもより時間が遅いからか、飯田さんは車の外で待っていた。


「どうしたのか心配しましたよ」


あたしの姿を見つけると、飯田さんの方から歩み寄ってくる。


遅くなったうえに後ろにゾロゾロと3人も従えていたから不審に思ったのかもしれない。

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