ケータイ小説 野いちご

恋愛禁止(ホラー)

学校の噂

寮の部屋は6畳ほどの広さで、入って奥にある窓辺に2段ベッドが置かれていた。


「ツムギちゃん、ベッド好きな方使っていいよ」


「え? いいの?」


「うん。あたし大抵どこでも寝れてしまうの。だから上でも下でも関係ないから」


そう言い、ふふっと笑ういろはちゃん。


あたしはその言葉に甘えてベッドの上の段を使わせてもらうことにした。


シングルサイズだけれど十分な広さのあるベッドだ。


ベッドに自分の荷物を置き部屋の中央にある小さなテーブルを挟んで、いろはちゃんと向かい合うようにして座る。


同じ部屋で同級生だし、仲良くしなきゃね。


「ツムギちゃんはどこから来たの?」


「あたしは隣街から。いろはちゃんは?」

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