- 作品番号
- 1403196
- 最終更新
- 2022/06/28
- 総文字数
-
66,069
- ページ数
-
99ページ
- ステータス
-
完結
- PV数
- 73,847
- いいね数
- 7
言わなくても わかるなんて
言わないと わからないなんて
住む世界が違えば
考えることも 反対 だ
( バンドマン が 好きだった )
2020.7.24 加筆修正完了
素敵なレビュー感想ありがとうございました.
この作品のレビュー
2021/02/15 00:08
ネタバレ
音色に秘めた想いは、きみだけが知ってる
主人公の深咲はバスガイドとして、仕事に一生懸命打ち込んでいました。
数日前に一切の連絡を絶った恋人のことを忘れようと、一生懸命に。
恋人は人気のバンドマンで、学生時代から一緒でした。小さなライブハウスで歌っていたときも、どんどん大きな存在になっても、きっと大丈夫と思っていました。
彼に出た熱愛報道は、深咲の心にとどめを刺します。
もう会わないと決心する深咲ですが、本当は——…。
*
重厚な短編映画を見ているようでした。夢中で背中を追いかけている拝読中も、心を撫でてくれる余韻も、愛しくてたまりません。アオイのプロポーズも、オムライスを頬張る姿だって、きっと深咲にはやさしい音色を伴って聴こえているのだろうと思います。心で歌うブラックストロベリーの歌を、想いを、ぜひたくさんの方に“聴いて”頂きたいです。
素敵な作品を本当にありがとうございました!
2017/11/17 21:37
ネタバレ
君だけに贈る、アイのうた。
気がついたら手が届かないところまでいて、
気がついたら手を伸ばしたくても伸ばせなくて
─── だけど隣にいたくて。
そんな深咲ちゃんと蒼伊くんのこの恋。
読んでいて、どうしようもなく泣きたくなりました。
大好き同士
たった一つの誤解で崩れてしまう、脆くて儚くて、それでいて一番強い関係。
大好き、という気持ちを隠して想い続ける人達に読んでほしい作品です。
是非ご一読ください。
2017/09/20 22:53
ネタバレ
彼はバンドマン
ふたりぼっちに、なりたかった
だから私は、一人ぼっちになるの
人気バンド・ブラストのボーカル、アオイが自分の彼氏。夢を叶えて大きくなったバンドマンは、どんどん遠い存在に思えてくる。
好きと嫉妬の葛藤、素直になれない感情、周りの人たちの言葉。丁寧に紡がれる文章が、それらすべてを鮮明に感じさせてくれる。
アオイくん、カッコいいよ。
バンドマンって最高にカッコいい。
誰も知らない、自分のために書かれた曲を自分のために歌ってくれるアオイが夢を叶えたから。ミサキはその横でずっと、ブラストを応援していてほしい。
素直じゃないふたりの会話がもどかしくて癖になる。最後までアオイくんが出てこない構成もすきでした。
このふたりの未来を想像せずにはいられない。素敵な作品です。是非ご一読を。
この作品の感想ノート
文章がやわらかくて、きれいで、あたたかくて、読んでいて幸せな気持ちになりました……!言葉を紡ぐのは苦手だから、音楽で'' 好き''を伝えるなんて…、ふたりだけのものみたいで、、すごくキュンときました……。すれ違ってもやっぱり、自分にはアイツしかいない、みたいな関係っていいなぁ……っと、読んでいて思いました。
表紙もキレイで、ほんとうに素敵でした!
個人的に、ふたりの名前が、響きとか漢字とか、透明みたいですきです……!!
2020/07/25 16:43
ああああ付き合う前のお話も素晴らしかったよ!
きゅんきゅん!ありがとう!
アオイ大好きだ!(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
大学生のお話も楽しみにしてまする
2017/08/20 19:59
優ちゃんすごく面白かった!!!
バンドマン最高だね、本当にかっこいいね、、
素敵なお話でした(^^)v
続き読みたいです❤︎
2017/08/15 19:34