亡國の孤城 ~フェンネル・六年戦争~
ファンタジー
完
9
- 作品番号
- 6900
- 最終更新
- 2012/12/30
- 総文字数
- 740,848
- ページ数
- 1,150ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 7,382,632
- いいね数
- 9
- ランクイン履歴
-
ファンタジー45位(2012/09/30)
- ランクイン履歴
-
ファンタジー45位(2012/09/30)
狂人と化した王の政によって、その国は神の呪いに見舞われた。
革命と称した大規模な内紛により、王族は虐殺された。
―――しかし、王のいない亡國で、城は在り続けた。
城を滅しようとする革命派の群衆。それを守る主無き国家騎士団。………その戦争は、未だに続いていた。
深い、愛情や悲しみ、恨みが渦巻く物語。魔物に魔術、剣術を駆使して、一人の少女が残酷な戦場を舞う。
※流血表現や性的描写がありますので注意。
個人サイトにてキャラ絵を置いておりますので参考程度に。
2008.2/7 完結
この作品のレビュー
――運命とはかくも、儚く残酷なもの。なぜ、少女は戦場に降り立ったのか。 ここまで本格的に作り込まれたファンタジーは他にないと思います。 城をめぐりめぐる、いがみ合う二つの派、各々の宿命に立ち向かう人々。 王国をめぐる戦争は血なまぐさいお話ですが、その中に登場人物たちのドラマが練り込まれています。 明るい登場人物たちに心救われることもあれば、彼等の背負う運命に心苦しくなることもあります。 恋愛、青春、生きる。 人がつながるということ。 彼等の生き様は本当に魅力的で、長いながい長編にも関わらず二日で読み終えてしまいました。 生きる、その残酷さと抗う強さがこの作品に籠められています。野いちごには異色な、本格的ファンタジーですが、これは読んで損はありません。
今更言うまでも無く、壮大なファンタジーでした 争う2つの勢力、それぞれに属する人たちが1人1人魅力的で、それぞれのドラマがあります 戦争の残酷さをリアルに表現しつつ、でも登場人物達は皆明るくてかっこよくて、楽しそうに交流しています 彼等のやりとりを見ながら一緒に笑ってしまう感じです。 声を出して笑ったし、 苦しくなるほど切なくなったし、 ものすごいときめきました。 忙しく色んな感情が生まれ、とても止められずにとりつかれたように読破いたしました。 長さにビビらず、とりあえず200Pほど読んでみましょう。 気付いたら最後まで読んでいるはずです^^
この作品の感想ノート
初めまして!
ついさっき読み終わったばかりなんですが、最後のあとがきを読んでえっこれ作者さんの妄想なの!?と思いました。
内容なんですが、最後にキーツとローアンがくっついて、その10ヵ月後に子供が生まれて幸せに終わっていくんだろうなとありふれた最後を想像していたのですが、キーツが最後殺したはずの化け物の舌に刺されたと言うところを読んだ瞬間にあれ?これ想像していたのと全然違うぞ?と思いました。
ローアンがキーツの体を抱き締めながら、いやあああああーと叫んでいたところで涙が止まらなくなってしまいました。
今から第二部を読みます。これからも頑張ってください!!
初めてまして! ことみんです!
KAFKAさんの作品、とっても面白かったですッ!!
もう何度も読ませて頂きました!!
本当、途中途中
涙を流しながら 読んじゃいましたよ…
それに最後ら辺は もう号泣ものです…。゚(゚´Д`゚)゚。
最後になりますが、
KAFKAさんの事 応援してます♪
頑張って下さい!!
最後の方は号泣しながら読ませていただきました。
本当に感動的です。
自分的に今まで読んだファンタジー小説の中で一番面白かったです!!
素敵な感動をありがとうございました。
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