ケータイ小説 野いちご

この恋がきみをなぞるまで。

作品番号
1688254

最終更新日
2023/4/4

この恋がきみをなぞるまで。

桃風紫苑/著 ジャンル/恋愛(その他)
0ページ
PV数/5,040・総文字数/0



『目には見えないものをこそ、信じて』


瞳に映る程度のものでは
芭流を守ることができないから


芭流をひとりにした、あの頃の俺を

責めていい
許さなくていい
守らなくていい

けれど、ただ、ひとつだけ


俺が芭流から奪ってしまったものを
俺が芭流に与えられなかったものを

どうか、諦めないでいて