誰のことも信じられなくなり
孤独だった私を救い出してくれたのは
1人の医者だった
「お前自分の状態分かってんのか?」
「ほ、ほんとに!大丈夫、なのでっ」
最初は不愛想な人、としか思っていなかった
「遅い。バイト終わってからもう1時間も経ってる」
「なんか束縛激しい彼氏みたい…」
「あ?」
「なんでもないです手洗ってきます」
口も悪いしおまけに過保護
でもとある出来事から同居することになって…?
「だからいつまでも1人で抱え込んでんじゃねーよ馬鹿」
「もう栞麗の顔見ただけで何考えてるか分かるわ」
気が付いたら
「ずっと言いたかったけど言ってなかったんだよ今日くらい言わせろ」
君から離れられなくなっていました
ねぇ世那くん
私を見つけてくれて、ありがとう
♡読者様2000人本当にありがとうございます!♡
- あらすじ
斎藤栞麗(さいとう しおり)
喘息持ちで人間不信な大学生
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柊世那(ひいらぎ せな)
不愛想だけど実は優しい呼吸器内科医