さつきの花が咲く夜に

恋愛(ピュア)

弥 久 莉/著
さつきの花が咲く夜に
作品番号
1670575
最終更新
2022/07/30
総文字数
127,058
ページ数
106ページ
ステータス
完結
PV数
18,760
いいね数
2


 「出会いは必然。別れも必然。
だから、何げない出会いを大切にね」

 やわらかな陽だまりの中で、母がふわり
と笑う。私は小さく頷くと、うっすらと痣の
残る母の手を包み込んだ。




◇◇◇◇◇

※エブリスタ「新作セレクション」選出作品
☆2022.7.28☆
※この物語はフィクションです。
※表紙の画像はミカスケ様のフリーイラスト
からお借りしています。
※作中の画像はフリー画像サイトpixabayから
お借りしています。
※作中に病気に関する描写がありますが、
あくまで作者の経験と主観によるものです。

=====
参考文献
・Newtonライト3.0 相対性理論
ゼロからわかる相対性理論入門書


あらすじ
国立大学で働く桜井満留は、病床に臥す
母を抱えながら、鬱々とした日々を過ご
していた。病院に泊まり込みで看病をし
ていた満留は、ある夜、お化けが出ると
噂のある中庭で少年と出会う。亡くなっ
た祖母を想いこの中庭に足を運ぶのだ
と話してくれた少年に、自分と同じ孤独
を垣間見た満留は中庭で会うように。
一方、タイムマシン研究しているという
准教授、妹崎紫暢ともある出来事をきっ
かけに距離が縮まって。

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

一気に読ませていただきました。17年間待って

Maryanさん
2022/08/18 00:30

17ねん待って 一人にさせなかったのですね。さつきの赤、ニットの水色 お母さんの赤 鮮やかにうかびます。ずっと さつきの花も二人に寄り添っていたのかなと思いました。

Maryanさん
2022/08/18 00:38

この作品のひとこと感想

すべての感想数:10

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