さよならの準備

恋愛(ピュア)

ひい。/著
さよならの準備
作品番号
1277636
最終更新
2016/03/05
総文字数
18,861
ページ数
41ページ
ステータス
完結
PV数
64,586
いいね数
0




冬の終わりと共に
距離が、時間が、
いつしかあたしたちを遠ざける。

それに怯えて暮らすなんて
そんなこと、耐えられるはずもない。



だから、

あたしたちの関係はおしまいにしよう?




● ○ ●


木原 梨沙(きはら りさ)
不器用彼女

×

明口 紡(あきぐち つむぐ)
ツンデレ彼氏


● ○ ●



3 周 年 記 念 短 編



● ○ ●


さよならの準備

(その日を笑って迎えるために)


● ○ ●


*表紙作成…20151124
*執筆開始…20160203
*執筆終了…20160226
*表紙公開…20160206
*更新開始…20160206
*更新終了…20160304

この作品のレビュー

★★★★★
2016/06/25 14:13
投稿者: μ i c u さん
いつかこの事を笑って話せる様に。

刻々と近づく"卒業"と言う人生の門出を前に立ち止まる。 自分の変化も、大切な彼の変化も怖かったのだ。 この変化が"さよならの準備"だと予感してしまったから。 誰しも一度は体験したことがある"卒業"へのカウントダウンを瑞々しい文章で綴った作品。 懐かしさに胸が締め付けられる様な衝動を起こす、そんな作品でした。 卒業前に疎遠となり自然消滅してしまった人も、卒業してもなお付き合っている人も、恋をしていれば一度は思ってしまうのではないかと思います。 とても初々しく純粋で、素敵な作品でした!

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この作品の感想ノート

感想ページ失礼します。
ページを進める手が止まらず一気読みしました。

限りある高校生活、刻々と近づく"卒業"と言う言葉に悩み変化する様子がひしひしと伝わりこっちまで心配と言うか心が締め付けられると言うか…。

二人の感情の変化が初々しい…少し、懐かしいなと思ってしまいました。

きっと卒業してもこのちょうどいい距離感を保ってるんだろうなと想像できます。いや、そうであってほしい。

とても素敵な作品でした(*^^*)

μ i c uさん
2016/06/25 14:04

好きってなんだっけ、好きなのに動けない、どんどん汚くなる自分が嫌だ。
そんなふうに思っていたこのごろ、受験が終わって、久しぶりに開いた野いちごで、さよならの準備を読んだとき、みんな同じなのかなっておもいました。

受験って分かれ道はすごく大きくて、違う方に行く友達を寂しいなと眺める自分がいて、私も1度素直になって本当の友達になりたいと思いました。

りさちゃんと、紡くんは進路が違ってもこの先もきっと、肉まんでもあんまんでも分け合ってるんだろうなって思います。というか願ってます(笑)
離れ離れになることが怖くて、卒業式が来なければいいのにって思ってた日もいつか笑い話にしたいなぁ。

なんか久しぶりの感想ノートなのにまたわけのわからないことを言っててごめんね!
同じような立場だったからいろいろ感じることがありました。
そして、改めてひいちゃんの作品が本当に好きだなぁと感じました!
素敵な作品をありがとう!

妃陽さん
2016/03/16 04:16

吉永さん○

わー、吉永さん!
感想ノートにこんなに早く来ていただけて……嬉しいです!

泣いてくださったとのことで、本当にありがたい限りです。
素直な気持ちはやはりとても大切ですよね。
難しいことではありますが、少しずつでも言葉にしていきたいと私も考えています。

吉永さんの残りわずかな学校生活が素敵なものでありますように!
こちらこそ、素敵な感想ありがとうございました♡

ひい。さん
2016/03/05 18:33

この作品のひとこと感想

すべての感想数:9

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