つま先立ち不要性理論

恋愛(その他)

水瀬由仁/著
つま先立ち不要性理論
作品番号
1071019
最終更新
2015/01/16
総文字数
4,346
ページ数
10ページ
ステータス
完結
PV数
36,635
いいね数
0
 


リソウとゲンジツ

きみとわたしの着地点



2014/07/21 END



*Thanks for Review*

高山さま/春川 メルさま
いいよさま/かなさま
KIMORIさま/耀成さま
夢雨さま/永以真子さま
蒼山 螢さま

 

この作品のレビュー

★★★★★
2014/11/06 12:16
投稿者: 蒼山 螢 さん
つま先のこの先

つま先で立って求めていた恋は、愛は、どこか窮屈だった。 それを吐露してる相手、彼は、あたしに一番近くて、なんでも知ってて、肉を焼いて煙草吸ってるし……。 「楽な相手」と言われるの、自分はあまり好きじゃありませんでした。 少し気を使って欲しいし、大事にして欲しいし、愛して欲しいし。 でも、その欲しいだらけの欲求は大事にされたことが無いからだと分かって(笑 (気付いただけ良かったのか) 自分がありのままでいられる相手。 素直ですっぴんで、飾らない自分を受け入れてくれる相手が、どれだけ大事なものか。 この短いお話の間に、主人公の気持ちがふっと変わる瞬間、読み手の感じ方も変わる。 微妙で絶妙な書き方、とても好きです。会話と台詞とテンポ。この作者さまにしか書けないと思います。 ほんわりと元気になれる作品です。

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★★★★★
2014/08/26 06:41
投稿者: 永以真子 さん
ネタバレ
自分らしさ

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★★★★★
2014/07/29 12:01
投稿者: 夢雨 さん
彼が煙草を吸う理由

理想と現実って難しい。 好きなタイプ、譲れないところ、挙げ始めたらキリがないと思う。それは男も女も平等に、病的に。 理想のタイプに越したことはない。でも、きっと、それだけじゃない。 ビールジョッキを飲める相手は誰だろう? 煙草を吸える相手は誰だろう? そんな当たり前に気付いたとき、もしかしたら、物語はすでに始まっているのかもしれませんね。 つま先立ちをやめられる誰かは居るだろうかと、読後、真剣に考えてしまいました。 もしかしたら大切な人は近くに居るかもしれない。あいつかも、あのひとかも? 同じように、彼らのこれからに胸をときめかせました。 いい意味で気だるい、身近な始まり。みなさんも、ぜひご一読を。

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この作品の感想ノート

>天羽 律さま

天羽さん、初めまして!拙作を読んでくださりありがとうございますー!

理想が大きければ大きいほど人は無理をしようとして頑張ってつま先立ちを続けようとするけれど、きっといつかは疲れてしまいますよね。
足元がぐらぐらして、立っているのが辛くなって、少し休みたくなって。そんなときにふと傍らに目をやってみると、今まで見落としていた大切なことに気づくことがあるかもしれない。

私自身少し無理をしていた時期があり、自分につま先立ちなんてしなくていいんだよーと言い聞かせて励ます気持ちも込めてこの話を書きました。
天羽さんに共感していただけたりほのぼのしていただけたりして、私もとっても幸せです〜!(*´ω`*)


わああ、文章も褒めていただけて嬉しいです…!(´;ω;`) これからも精進していきますね!!
こちらこそ、素敵なご感想をありがとうございました!
感謝!

2015/01/16 17:01

*レビューお礼*

>蒼山 螢さま

けいさん、こちらでのお礼が大変遅くなってしまい申し訳ありませんでした…!つま先理論を読んでくださりありがとうございますー!

一口に「楽な相手」と言っても、色々な解釈の仕方があるのかもしれませんね。ただ単に後腐れもなく扱いやすく大事にしなくてもいいような「楽」であったり、変に肩の力を入れずに心を開いて自然体で話せる、つま先立ちのいらない「楽」であったり。
私も前者は好きじゃないです。やっぱり後者がいい! そして、このふたりの言うお互いの「楽」が、後者であればいいなあと心から願っています。


この話はふたりの会話の流れとテンポがすべてだと思っているので、そう言っていただけてほんとにほんとに嬉しいです…!
わーいほんわりしていただけて良かった!ぜひともいつか一緒に焼肉行きましょう〜\(^o^)/

素敵なレビューを本当にありがとうございました!
感謝!

2015/01/16 16:37

*レビューお礼*

>KIMORIさま

きもりさん、つま先理論を読んでくださりありがとうございますー!

「もしかしたら、つま先立ちに疲れてしまうのは自分が一番笑っていられる場所を本当は知っているからなのかも。」
きもりさんがレビューに書いてくださったこの言葉が、胸にじわあっと優しく染み込んできました。
理想の恋人と出会えて、その人のことをたくさん大切にしたいし、自分のこともたくさん大切にしてもらいたい。そのために、可愛くあるために、少し頑張って背伸びをして。でも途中で疲れてしまう。いつかは我慢できなくなってしまう。

背伸びするのがつらいと思ってしまうのは、つらい思いをしなくてもいい場所があることを知っているから。心のどこかでは、笑顔になれる場所をちゃんとわかっているから。
そっか、そうだよね、って。自分の書いた話を読んでくださった方から、また教えてもらえることがあるって素敵。すごく素敵!
何度も何度も読み返して幸せな気持ちになりました(*^o^*)

素敵なレビューを本当にありがとうございました!
感謝!

2014/08/27 14:08

この作品のひとこと感想

すべての感想数:36

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