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DREAM#1
いろちゃむ
/著
総文字数/160
恋愛(学園)
1ページ
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ー好きー たった一文字が言えなくて。 嫌われちゃうんじゃないかって怖くて。 勇気が出なくて。 でも好きで。 けど、言いたくても言えなくて。 ~二年前の春~ 私は高校生なった。 ホームルームの時先生が言った。 「まだ時間あるから自己紹介をします。」 え。私そうゆうの苦手。 緊張するなー。 「はい次。山田。」 えっ。もう私のばん? 「えっと。山田つばさです。よろしくお願いします。」 もっとなんか言った方が良かったかな。 「次。山本。」 あ、隣の席の子だ。 「はい!!山本はるきです。部活は野球に入りたいと思ってます。よろしくお願いします。」 なんか爽やかだなー。 「はい次。横田。」 「はーい。横田あやかです。みんなよろしくねー。」 「はいこれで。ホームルーム終了!!」 自己紹介がおわった。 もう帰ろっと。 「ねぇねぇ。つばさちゃん??一緒帰らない??」 横田さんだった。 「いいんですか??」 横田さんは笑顔で答えた。 「うん!!だってこのクラスで帰り道同じ方向の人つばさちゃんだけだから。それより私、今度からつばさってよんでいい?」 はい!!はい!!もちろんいいです!! 「はい!!よろしくお願いします!!」 「やった~!!」 「うん!!」 私はずっと内気だったけど。 あやかちゃんがはなしかけてくれてよかった。 次の日。 ……えっ??どこどこ……。ないじゃん……。 教科書がない!!!!!!忘れてきちゃった。 とりあえず隣の山本くんに……。 「あのぉ。」 「ん??」 「教科書見せてくれませんか??」 「うん。いいよ。」 ふー。よかった。 「あ、ありがと。」 「うん。」 よかったー。教科書なかったら勉強できないとこだった。 それよりなんかドキドキする。 なんか分かんないけど。 無理に山本君を意識してしまう。 何これ??もしかして……。 「つーばさっ!!かえろ~!!」 「うん。」 「あやかちゃんなんか部活入るの??」 「んーー。まだわかんないけどー。何で??」 「私は、野球のマネージャーなろっかなー。って思って。」 「そっかぁ!!頑張ってね!!」 「ありがと。」 「でも何で??」 「たぶん恋したから。」 「えっ??なになに??どうゆうこと??」 「いろいろあったのー!!もうこの話は終わり!!」 うわー。私なんか不器用だなー。
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