DREAM#1

恋愛(学園)

いろちゃむ/著
DREAM#1
作品番号
1434510
最終更新
2018/05/11
総文字数
160
ページ数
1ページ
ステータス
未完結
PV数
2
いいね数
0
ー好きー
たった一文字が言えなくて。
嫌われちゃうんじゃないかって怖くて。
勇気が出なくて。
でも好きで。
けど、言いたくても言えなくて。



~二年前の春~
私は高校生なった。
ホームルームの時先生が言った。
「まだ時間あるから自己紹介をします。」
え。私そうゆうの苦手。
緊張するなー。
「はい次。山田。」
えっ。もう私のばん?
「えっと。山田つばさです。よろしくお願いします。」
もっとなんか言った方が良かったかな。
「次。山本。」
あ、隣の席の子だ。
「はい!!山本はるきです。部活は野球に入りたいと思ってます。よろしくお願いします。」
なんか爽やかだなー。
「はい次。横田。」
「はーい。横田あやかです。みんなよろしくねー。」
「はいこれで。ホームルーム終了!!」
自己紹介がおわった。
もう帰ろっと。
「ねぇねぇ。つばさちゃん??一緒帰らない??」
横田さんだった。
「いいんですか??」
横田さんは笑顔で答えた。
「うん!!だってこのクラスで帰り道同じ方向の人つばさちゃんだけだから。それより私、今度からつばさってよんでいい?」
はい!!はい!!もちろんいいです!!
「はい!!よろしくお願いします!!」
「やった~!!」
「うん!!」

私はずっと内気だったけど。
あやかちゃんがはなしかけてくれてよかった。

次の日。

……えっ??どこどこ……。ないじゃん……。
教科書がない!!!!!!忘れてきちゃった。
とりあえず隣の山本くんに……。
「あのぉ。」
「ん??」
「教科書見せてくれませんか??」
「うん。いいよ。」
ふー。よかった。
「あ、ありがと。」
「うん。」

よかったー。教科書なかったら勉強できないとこだった。

それよりなんかドキドキする。
なんか分かんないけど。
無理に山本君を意識してしまう。
何これ??もしかして……。

「つーばさっ!!かえろ~!!」
「うん。」
「あやかちゃんなんか部活入るの??」
「んーー。まだわかんないけどー。何で??」
「私は、野球のマネージャーなろっかなー。って思って。」
「そっかぁ!!頑張ってね!!」
「ありがと。」
「でも何で??」
「たぶん恋したから。」
「えっ??なになに??どうゆうこと??」
「いろいろあったのー!!もうこの話は終わり!!」

うわー。私なんか不器用だなー。

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