野田 のたおさんのレビュー一覧
オチは読めなくもないですが、それをうまくサスペンス仕立てに纏め上げる手法はなかなか。 彼らから見れば、確かに日々戦場でしょうね。 タイトルも、読後に見れば納得できます(笑)
それほどによく出来ています。 当時の倫敦の空気。 人物の手紙でのやり取り。 どこか洒落た雰囲気。 そして倫敦の霧に見え隠れする、どす黒い欲望…。 色褪せた当時の手紙が見えてくるようです。 あ、読む時は丁寧に取り扱ってください? 当時の貴重な資料ですから。
あんた神聖な野いちごで何てもの書くんだ(笑) ★五つあげます。 先生こういう作品は大好きです(笑)
レビューのタイトルからして悩みます。 その粘着質な視線、執拗なまでの追跡、綿密な情報収集、牧村ワカナに対する異常なまでの執着心…。 彼は恐らく犯罪史に名を残す人物になるでしょう。 目を覆うばかりの惨劇?の結末を是非とも確かめてみて下さいませ。
以前の事件、そして今回の事件…探る度に新たな解釈にぶち当たる…。 迂闊な動きをすれば教会の連中が動く…下手すれば次は粛正対象にされかねん…。 あれほどの強力な人外でさえ、その真実にすら辿り着けんとは…。 この世界の真実…†とは…一体何なんだ…!?
まぁあれだね。 そこそこ年齢を重ねた俺に言わせりゃ、この小説はある意味ファンタジーだね。 男ならば一度は妄想するであろう、「年下の君」との恋愛。 「何でこんな娘が俺に!? なんかのインボーか!?ドッキリか!? 勘違いか!? でも悪い気はしねぇんだよなぁ」的な。 そんな男のファンタジーな妄想を小説化するたぁ、紅 憐はわかってやがる! が、あくまでこれは作り話ね。 物語。 小説。 こんなうまい話は現実には有り得ない。 現実には…。 ……。 …あー……。 今日は先週クリーニングに出しといたYシャツ、着ていくかな…。
○月○日 お嬢様のあんな姿を見るのは初めての事でした。 歳不相応とも言える、落ち着き払ったお嬢様が、あんな些細な事で…いえ、お嬢様にとっては一大事なのでしょうけど。 どこか人形のようで、冷たい印象を受けるお嬢様。 しかし今日のあの出来事は、この屋敷の全ての者にとっても一大事となりました。 まずはあのミリアリアお嬢様をあそこまで苦戦させた『侵入者』を賞賛すべきかもしれません。
幼い頃、怖いもの見たさでホラー映画を見た夜。 一人でトイレに行くのが怖くて、夜中に親を起こして付き添いを頼んだ。 眠気に勝てず、付き添いを断る親。 堪えきれず、一人でトイレに向かう。 用を足し、水を流し。 ふと。 感じる視線。 どこからか聞こえる物音。 全身を貫く悪寒。 走り出す。 何かから逃げ出すように。 命拾いしましたね、貴方…。
「定義」に基づき、地がうねり、傘が刃と化す。 命持たぬものまで使役し、人ならざるものに抗する超常の力。 目を見開け。 これが魔術という力。