―もっと、刺激的な恋を。―

ーーーー性格悪くて何が悪い？ 私だって頑張ってんだよ、私の性格否定してくんなうぜぇ。 『ふふっ、宇宙（そら）って本当に可愛いね』 思ってもいないことを口に出し平気で嘘をついた。 男が可愛い？ 気持ち悪い、お前なんか大嫌いだ。 関わるのも虫酸が走る。 「僕は可愛くなんかないよ！」 『気持ち悪りぃ』 「へ？」 性悪女がたどり着いた道は最悪でした。 これは神からの天罰でしょうか？ 今まで人を傷つけた天罰

綺麗に飛ぶ鳥が突然撃たれるような話 貴方は綺麗に飛ぶ鳥がいつ死ぬかわかりますか？ 当然でわかりませんよね。 あぁ、誤解はしないでください、勿論私も分かるわけないです。 例えばゲームをやっていていつクリアーできるかなんて誰にもわからないんです、そのゲームが謎解きであったら尚更で、そのプレイヤーがどんな頭脳を揃えているかなんて誰にも知ることもできない 私が言いたいのはこの世界は謎に包まれている、この世界はいろんな可能性を秘めていて今から1分後に壊れるかも、私は今から犬に吠えられるのかも そして誰が私達の生きる世界が地球だと決めた？ 地球が全てか？ そんなわけないであろう、二次元だってあるかもしれない、もしかするとその創造やストーリーは本当にあって存在するかもしれない。 そんなの誰にもわからないんだ、もしかするとこの物語も本当はどこかで起きたことなのかもしれないね

パンパンッ 今日はホワイトクリスマスだった。 そしてホワイトクリスマスでありながら私は神社へとお参りに来た。 だがこんな考えの者は私一人ではないのだ、何故なら隣にお婆さんがいるから 『ホワイトクリスマスですね』 「そうだねぇ、お婆さんのように人生を憎む前に楽しむんだよ」 『勿論そのつもりですよ』 フフッと笑って隣にいたお婆さんの方を向くと跡形もなくお婆さんは消えていた。 どうやら私は幽霊を見ていたらしい、今日も 『どうか良い年になりますように』 【私の幽霊生活が始まったのだった】

突然だが、私が世界を狂わしている。 『お前のせいだ』 この言葉はなんとも私にぴったり当てはまっているのだ、私が無意識のうちに人を傷つけ悩ませ、そして壊す。 私がいなければきっとみんな幸福になれる、私がいればきっとみんな不幸になる。 この考えはとても悪いことだとわかっていてもそうとしか思えないのだ。 こんな私が語っていく物語はただの実話のようでファクションである。 『この物語はただの遊び』 何も知らないままちゅうをとぶ鳥が銃に撃たれ落ちるようなお話。