翔流さんのレビュー一覧

★★★★★
2010/08/04 03:45
ネタバレ
これは……。

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★★★★★
2010/08/03 14:33
世界も、人生も“廻る"

§作品に対して§ スクロール、ページ数がバランス良い為か、俺にはすごく読みやすいという印象。そこから始まり、この作品には短いながらも、人生が凝縮されていました。人生とは、下を向き、更に下を向き、そこから上が見えるものなんですね。それが良く伝わって来ます。 §作者サンに対して§ 作者サンが伝えたかった事、しっかり伝わって来ますよ。全体的に読みやすい様、工夫されていますね。 人生を諦めてはダメ。今が辛くても、幸せな未来はきっとすぐ近くにあるものですね。 評価は★5つ。 長編よりも、短編で内容が詰まっている小説が好きな俺好みな作品です。 皆様も是非。

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★★★★★
2010/01/01 22:43
素直になれないという素直さ。

§作品に対して§ まず、とても読みやすい作品です。 詩としての良さが、しっかり出ていますね。 敢えてぼんやりとさせている所は、技術でしょう。 「ありがとう」と「ごめんね」が単独で主張されたりしていないので、「ありがとう」と「ごめんね」は似ている言葉なのだと考えさせられます。 §作者サンに対して§ とてもみずみずしい感性を持たれている様です。 この方の作品を読むと、学生の頃の気持ちを思い出させてくれます。 評価は星5つ。 センスの良さが光ります。 短い中に凝縮された、繊細なココロを御堪能下さい。

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★★★★★
2009/11/15 14:26
ヒューマニズム

§作品に対して§ 詩の様な、唄の様な今作。優しい音楽さえ聞こえて来そうな程、温もりが込められています。 今の時代に対する"訴え"の様な強引さはありませんが、耳元で 「この時代に必要な作品だよ」 と、囁かれている様な気がします。 内容もさることながら、文章も読みやすく、非の打ち所がありません。 §作者サンに対して§ ちゃんと、メッセージが伝わって来ました。 ご本人は意識されているか判りませんが、読者が読みやすい様に工夫されている事に感心しました。内容も、作者サンの優しさがそのまま現れているようで素敵でしたよ。 星は文句なしの五つ。 自分好みの作品です。 悲しくて眠れない夜に、また読もうと思います。 皆様も、温かい気持ちをどうぞ。

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★★★★★
2009/04/23 22:43
ネタバレ
目線。

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★★★★★
2009/04/21 18:32
寝言とは……

キケンな現象ですね……。 寝言だけであれば評価に値するものではありませんが、ツッコミに巧を感じるので、十分評価に値します。 この作品は恐らく、彼氏の寝言よりも作者サンのツッコミが面白さを持っているのでしょうね。 文句なしの大爆笑です。 皆さんも是非。

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★★★★★
2009/04/08 17:04
儚きこそ、恋。

§作品に対して§ 作品全体に、儚いイメージが漂っています。 と、言うよりは「素直さ」でしょうか。 人間の根本にある物を作者サンが、真っ直ぐ出して来られた作品だと思います。 それが共感を呼ぶのでしょう。 §作者サンに対して§ 何と言うか、すごく潤いのある文章を書かれる方だなぁと思います。 「もぎたて」 ではなく、もう少しで熟れる頃の、ほど好い酸味と水分と言った感じです。 評価させて頂けば、星は五つ。 1頁の文字数を、もっと充実させてもいいかなぁとは思うのですが、今作はエッセイ。 個人的な意見としても、減点するには至りません。 俺好みの作品。 皆さんも潤いを求めてみてはいかがでしょう?

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★★★★
2009/04/06 06:32
優しさとメッセージ性

§作品に対して§ 優しい中にも、随所にメッセージ性が出て来ます。 「ちゃんと謝る事が大事」 「相手を思いやる心」 やはりベッドタイムストーリーには、子供に伝える気持ちが必要ですね。 今作には十分伝えられる物があります。 ただ、ラストの部分は人によって解釈が変わってくると思います。 俺としては、 「友達を沢山作ろう」 という解釈でいいのかなぁ?と感じてしまう点でした。 §作者サンに対して§ やはり前作同様、優しさをしっかり練り込んでいる作品でした。絵のない絵本を読まれる読者サンが、風景をイメージ出来る様に工夫されてると思います。 評価は星四つ。 やはりラストの場面を、もう少し明確にしていただきたいなぁというのが、個人としての意見です。その他は文句なしです。 皆さんも是非。

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★★★★★
2009/04/02 05:40
安らぎ成分配合。

§作品に対して§ 童話、絵本の名の如く、とても優しいニュアンスで描かれています。 ところどころに現れる平仮名が、それを引き出しているのでしょう。 俺はすごく好きな作品です。 §作者サンに対して§ 御本人は、勢いで書いたからごちゃごちゃとおっしゃっていましたが、そんな事はないです。 心が穏やかになるよう、工夫されてるのが手に取る様に解ります。 勢いで書く事によって、御本人の優しい性格が、そのまま出て来ているのでしょう。 評価は星五つ。文句なしに俺好みの作品です。 人に指摘された所を真摯に受け止め、しっかりと改善する……その人間性までもがあっぱれ。 読者の方々、優しい気持ちを分けて貰ってはいかがでしょうか。

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★★★★★
2008/12/09 12:52
心に届け。

§作品に対して§ 非常に心温まる作品です。 絵本というものは、二通りに分けられると思います。 「絵本好きが書いた絵本」 「絵本嫌いが書いた絵本」 今作品は、前者だと俺は捉えます。 大事な絵がない、小説の絵本ジャンル。その中で、絵が頭に思い浮かびます。それこそが、このジャンルの本質。そう思います。 §作者さんに対して§ いや、この時代に届けたい作品を書いて頂けたこと、心からありがたいと思います。是非これからも温かい作品を書いて頂きたい。そして、これからの時代を作る子等の心を育んで行って欲しいと思います。 俺好みな作品。 評価は文句無しの星5つを付けさせて頂きます。

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★★★★★
2008/12/02 01:07
お読み下さい。

あまり短編にはレビューを入れない方なんですが、今作品、迷わず星5つを入れさせて頂きます。 ページ数の少ないエッセィですが、相手を思う気持ち、大切な事を目一杯伝えてくれています。 それに加えて短編の要点である、無駄の無さを上手く活かしています。 余計なやりとりは一切見えて来ず、それでいて全てを伝え切る作者サンの腕に、文句なしの満点です。 是非お読み頂きたいです。 幸せになるヒントがここにあります。

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★★★★★
2008/11/30 19:39
新感覚サスペンス。

毎度お馴染み、松嶋家の方々が織り成す……いや、繰り出すサスペンス。 ネタバレを避けて内容には触れませんが、サスペンスです。 「あれ?松嶋家とサスペンスの繋がりって?」 そう思った方。松嶋家は、もともとサスペンスたっぷりですよ? お読みいただ毛れば……いただければ、納得できるハズ。 いままでに無い新感覚の作品、それを生み出した作者さんに、文句なしの星5つを入れます。

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★★★
2008/11/29 22:55
批評の観点で。

§作品に対して§ テーマとしては、非常に難しいです。 全て個人的な意見ですが、詩的、現実的のグレーゾーンにあると思います。ジャンルで分けるとすれば、「短編のファンタジー」に当たる気がします。そちらであれば、星は一つ増やしたいです。 ただ、設定したテーマが難しすぎるかなぁ……と。 §作者さんに対して§ このテーマに取り組まれた事は、非常に勇気が要る事だと思います。もしくは、筆の進むままに書き上げられる才能を持ってる方でしょう。 出来れば、同じテーマの次回作が見たい。 俺はそう思います。

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★★★★★
2008/11/14 03:31
男も楽しめる女子の恋。

いやはや、やられました。 こんな恋愛してみたい……と、男の俺ですら思えてしまいます。 なんでしょうね……とても健全です。ネタバレは避けたいので、多くは言えませんが、ものすごく健全です。 中学生の頃とかが、妙に懐かしく思えて来ます。 作品の色としては、作者さんの長所でもあるんですが、濃厚というより淡い感じ。キュンとしちゃいますが、それが過ぎる事なく嫌味なし。 とにかく、男女問わずに楽しめる作品です。 是非m(__)m

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★★★★★
2008/10/24 17:08
交互の妙。

生活の中にある、ありふれた話。 それをエピソードの中で、リカSide コウタSideと交互に出す事で上手くストーリーを作っています。 まぁ、そういったごたくは無しとして、一つ言えるのは、 『面白かった』 くすくすと笑ってしまったり、たまに胸がチクリと痛くなったり……。 是非読んでみて下さい。 後悔はさせません。

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★★★★★
2008/09/14 19:02
交わる気持ち。

凄く読みやすく、色々な楽しみ方をさせてくれる作品です。 1.由香sideを読んでから章吾sideを読む。 2.章吾sideを読んでから由香sideを読む。 3.章ごと、交互に読む。 俺としては3がオススメです。皆さんならどの読み方をされるでしょうか? 嫌味のない甘さと、刺激の強すぎないドキドキ感。一緒に感じてみませんか? 俺は既に、その虜です。

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★★★★★
2008/08/30 00:13
渇いてませんか?

§作品に対して§ 書き始めの当初、すごく難しい作品になるのではないかと思いました。 「連動作品」 異質な作品です。 が、上手くまとめられていて、読みやすかったです。 甘過ぎず、ドライ過ぎず、調度の良い潤いを与えてくれる作品です。 天晴れですね。 §作者に対して§ よくぞ書き終えました。 連動作品であるが故に、緻密な計算が必要な中、寸分のズレもなく書き上げています。 並大抵の努力ではなかったはずです。 読んだ皆さんに大きな潤いを与えてくれる事でしょう。 是非お読み下さい。

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★★★★★
2008/07/15 00:39
真実。

まず、俺がこの作品に対して思った事。それは紛れもなく、これがシリーズの最高傑作であるという事。 スピンオフや枝話というものは、たいてい完成度や内容が薄れて行ってしまうのが現状。しかし、作者である川瀬華夏さんは作品を追うごとに成長していて、この作品単体でも楽しめる様に構成されています。偉そうに言ってしまいましたが、いち読者としての感想です。 今までメインで登場する事がなかった素朴な少年が描く、素敵な作品を是非ご覧下さい。

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★★★★★
2008/04/06 13:42
人間の感情。

それが、非常にリアルな描き方をされてます。 故に共感できるんです。 涙無しでは読めません。ラストの捉え方、人に依って"悲しいラスト"と"幸せなラスト"で別れると思いますが、自分は後者です。 こういう幸せもあるのかも知れませんね。 皆様も是非m(__)m

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