ツナさんの作品一覧

「可哀想に。まだ中身があるなんて」
ツナ/著

総文字数/1,000

ホラー・オカルト1ページ

第10回野いちご大賞エントリー中
表紙を見る 表紙を閉じる
「なんか、最近――イヤな感じがしなくなったよね。この街」 「そうか?まあ、人の悪意が減ってるんなら御の字だろ」 ――その怪異は、人間の“中身”を抜く。 精神を。心を。 中身を抜かれれば、もう何も感じない。何も思わない。 痛くない。苦しくない。傷つかない。 だけど――あとに残るものは、ただの“器”だけ。 ――だから、あの子はもう、どこにもいない。
pagetop