春の終わる日のレビュー一覧
とても綺麗で丁寧で優しい文章と内容でした。 恋愛のお話かな? と思いきやもっともっと深くて、とても考えさせられるお話でした! 主人公の想いはとても儚くて、切なかったです その辺の表現もとても素敵で本当に惚れ惚れいたしました! とても素敵なお話をありがとうございました(^^;)
図書館を舞台に日々を漫然と生きる少年が、あるひとりの少女に出会う。 友情深めて、恋して、いっぱい遊んで夢に向かって。 それが「青春」だなんて私は思えない。 勿論それも含むのだけれど、それだけじゃない。 青春は青い春、元は五行思想から春の色が青だから出来た言葉。 それが転じて「青くさい」の意を含み、現在に至る。 だから私の中では「青春=苦い経験」ともなる。 まだまだ青くって、大人になれなくて。 でも様々なことを感じ、吸収してゆく青春。 「春」は新しい命が芽吹くとき。 この主人公は何か新しいものを生まれさせることができただろうか。 タイトルは「終わる日」だけれども、何かが「終われ」ば新たな「始まり」がつきものだと私は考える。 文章も空気も綺麗でいて切なく素敵な物語。
冒頭のまどろっこしさに、触発されます。 ストーリーか進むに連れ、一転しますが、再び冒頭の感覚を取り戻すことになります。 さて余談ですが、携帯で表現されたものの全てが、ケータイ小説だと思っています。 そんな風に思わせる作品でした。 退散
青春、それはたくさんの経験ができる時期 そう思わせてくれる考え深い作品でした。 悲しいけれど、でもそこで終わりではなく、経験したからこその未来がきっと・・・ とても心に残る、すばらしい作品です