僕の記憶が消えていくのレビュー一覧
5.0
ひとつひとつの言葉が、想いが、とてもダイレクトに響いてきてすごく考えさせられました。
ささっと読むというのではなく、じっくり、作中の人物たちに寄り添って読みたい――そんな物語でした。
辛さや苦しさだけじゃなくて、「支え」という大きな力も描かれています。
みなさん、是非ご一読を。
主人公はある日突然に病魔に襲われます。
そんな彼を支える家族、彼女、友人、沢山の愛が溢れんばかりに感じられる作品です。
一生懸命に生きようとする彼の姿を目の当たりにするようで、思わず涙が零れました。
こちらの作品を読んで、当たり前のように今生きている自分の生活をもっと大事に生きてみようと考えさせられました。
泣きました。
可哀想でした。
好きな野球も出来なくなって……。
言葉も話せなくなって……。
でもそれでも瞬くんが頑張れたのはかけがえのない人達がそばにいてくれたからですね……。
友達や家族や恋人の大切さを…改めて感じる事が出来ました。
この作品を読んだ後
大切な友達に会いたくなりました……。
文章とても読みやすかったです。
あたしの母親が障害者なんですが毎日毎日あたしも母親も弟もおばあちゃんもイライラしながら過ごしていました。けど全部読ませてもらって考え方とか生き方とか変えて自分らしく後悔しないように1日1日を大切にして過ごしていきたいって思いました。なんか上手く言えないし書けないけど…これからわ1日1日を楽しく精一杯生きていきたいと思います。
あたしの母親が障害者なんですが毎日毎日あたしも母親も弟もおばあちゃんもイライラしながら過ごしていました。けど全部読ませてもらって考え方とか生き方とか変えて自分らしく後悔しないように1日1日を大切にして過ごしていきたいって思いました。なんか上手く言えないし書けないけど…これからわ1日1日を楽しく精一杯生きていきたいと思います。
将来を疑うことなく野球に励む主人公を突如、病魔が襲う。
支えてくれる家族に友人、突き放すも離れなかった恋人、徐々に進行し、身体を、命を蝕んでいく病魔と戦いながらも、それでも懸命に生きた、命のストーリー。
彼の生き様を、あなたが記憶してあげて下さい。
恋に、友情に、部活に
その瞬間を、駆け抜けるように普通に過ごしていた瞬。
そんな瞬を、ある病気が選んだ…
………………………………………
タイトルから、最初は記憶障害になる話なのかな…と思っていました。
しかし、話を読み進めるうちに、ソフィアさんの言う『記憶』の意味が分かり、私が思っていない、当たり前の『記憶』の大切さを実感しました。
最後は、瞬の死が齎したものは、悲しみじゃなくて未来へ進む鐘の音だったのかな…なんて思えました。
もしこの道の先に何が待っていても、瞬の周りで瞬を支えた皆は、未来へ向けて進んでいくのだろう。と希望をもらいました。
野球に情熱を注ぐごく普通の高校生、瞬。
そんな彼に襲い掛かる、突然の病魔。
進行していく病気と向き合う瞬と、支える家族や友人、そして恋人の姿がそれぞれの視点で描かれています。
どんな苦しみも悲しみも、結局は自分自身のものでしかないけれど、
決して人は一人で生きているわけじゃない。
支えてくれる温かい手がある。
だから頑張れるのだと、
そんな風に思わせてくれる作品です。
ぜひご一読を。
仲間達と白球を追い掛け、大切な人の支えを受け、上を目指していた瞬。けれど――
病魔は突然に
瞬の中に潜んだ
ただ、普通に生活をしている事の幸せ。何気ない日常の喜び。
人はどうしても
その本質に気付けない
失って、失い掛けて初めて解るジレンマ。どうか、その一瞬を必死で生きて抜いて欲しい。
瞬が仲間達と交わした言葉、家族との絆、恋人との誓い。
その全てを
私は忘れません
記憶が消えていく瞬の変わりに、読者である私達の脳に焼き付けてのご一読を是非。
野球少年であり、プロを目指したいと夢をもつ少年、瞬。 元気そのものだった彼に、ある日突然病魔が忍び寄る。 この物語には病気という現実を前にした時のさまざまな人の苦しみが描かれています。 病気になった本人の苦しみだけではなく、 告知を迫られる親の苦悩、病気の彼を前にした時の恋人の選択、そして夢を諦めなくてはならない親友を前にしたときの友人。 色んな人々の選んだ道を、そしてその結末を、あなたの目で確かめてください。
野球少年であり、プロを目指したいと夢をもつ少年、瞬。
元気そのものだった彼に、ある日突然病魔が忍び寄る。
この物語には病気という現実を前にした時のさまざまな人の苦しみが描かれています。
病気になった本人の苦しみだけではなく、
告知を迫られる親の苦悩、病気の彼を前にした時の恋人の選択、そして夢を諦めなくてはならない親友を前にしたときの友人。
色んな人々の選んだ道を、そしてその結末を、あなたの目で確かめてください。
今、まさに難病で苦しんでいる方 難病患者を支える家族、恋人、友達、、、 そして、幸いにも健康で毎日を過ごされている方、 ‥‥ すべての人々の未来への架け橋になりますように 『生きる』 それは人間にとって最大のテーマであると思います その最大のテーマを歩む中で この作品から、人それぞれ なにかを感じとってもらえたらいいなと願います そしてすべての人々の未来が キラキラと輝きだしますように ソフィアちゃん、素敵な作品を最後まで書いてくれてありがとう☆ あいの ひかり
今、まさに難病で苦しんでいる方
難病患者を支える家族、恋人、友達、、、
そして、幸いにも健康で毎日を過ごされている方、
‥‥ すべての人々の未来への架け橋になりますように
『生きる』
それは人間にとって最大のテーマであると思います
その最大のテーマを歩む中で
この作品から、人それぞれ
なにかを感じとってもらえたらいいなと願います
そしてすべての人々の未来が
キラキラと輝きだしますように
ソフィアちゃん、素敵な作品を最後まで書いてくれてありがとう☆
あいの ひかり
今まで普通に生きてきた者が突然治療法がない難病に侵されてしまったら…。
病気というのはその病気になった本人しか辛さは解りません。それは当たり前のこと。でも病気になった人がいる周りの気持ちは僕にも解ります。
実際に友達が手術しなければならない程の病気で学校を辞めていきました。知り合って半年ぐらいしか経ってないけど親友だと思ってます。でも自分はどうすることも出来なかった。そんな自分が情けない、歯痒かった。
病気は誰にも起こりうる
若くても年老いても
日々を大切に
生きていくことが
生きるということ。
もし病気になった人が大切な人だったら
貴方は何をしてあげられますか?
瞬は、野球に全てを賭ける高校生。
支えてくれる彼女もおり、厳しい練習に耐え抜きながらも、毎日が充実していた。
…が、そんな日々はある事件により徐々に崩れていく。
そう、瞬の身体は、病魔に侵されていたのだ―――
今私達が生きている世界は、一瞬にして崩れていくかもしれない。
だからこそ、今生きている事を感謝し、大事に生き抜いていかなければならない。
そう感じました。
是非ご一読を。
完結おめでとうございます♪
――…。
瞬の病気は、とても難病だった。
でも、野球が大好きで、彼女が大好きで、
野球が大切で、彼女が大切で。
瞬は病気に負けず、皆にありがとうと伝えた。
…病気の人たちに送る、たった一つの、手紙。
無くしてからでないと自分に何が大事なのか分からない。 そして、誰が自分を大事に思ってくれているかも。 亡くしてからも、その気持ちに気づけば、人はつながっていられる。 切ないけれど、苦しいけれど、後ろ向きに生きると余計に苦しくなる事に気づかせてくれる、素敵な作品です。 お勧めです!
無くしてからでないと自分に何が大事なのか分からない。
そして、誰が自分を大事に思ってくれているかも。
亡くしてからも、その気持ちに気づけば、人はつながっていられる。
切ないけれど、苦しいけれど、後ろ向きに生きると余計に苦しくなる事に気づかせてくれる、素敵な作品です。
お勧めです!
病魔は突然襲ってきます。
自分が長く生きられないと知った時、あなたは残りの人生をどう過ごしたいですか?
自分の大切な人が不治の病に侵されたら、あなたはその事にきちんと向き合えますか?
ごく普通の元気な高校生が、過酷な運命に立ち向かいます。
家族、恋人、仲間に支えられて彼が感じたことは何だったのか……。
切ない青春を、是非お読み下さいませ。
もしも自分が病気になったら…
もしも家族が病気になったら…
命に限りがあるとしたら、残された時間をどう生きるか…。
家族の繋がりや、命について、深く考えさせられる作品です。
病気や事故で突然、健常者から障害者になる辛さ。
決して軽蔑をしてはいけない。なぜならその人たちは必死に“今”を生きているから…。
例え命が限られていても頑張って生きています。だから、あたし達はそんな人たちに優しく手をさしのべるべきです。
私事になりますが、あたしは福祉についての勉強をしています。もし、将来的に突然病気や事故などにより自由を奪われた方と接するときどのように対応して、前向きに障害を受け入れてもらうためにはどうしたらいいのかを考えさせられました。
脊髄小脳変性症はどんな名医にも完治させることは出来ないけれど、家族・恋人・友達など周りの人の笑顔と優しさ、そして本人の生きる希望があればきっと楽しい時間が長く続くと思います。
この作品を通じて健康の有り難さを感じました。ラストは感動して、涙が止まりませんでした。
この作品では、命の大切さを教えていただきました。 もし、あなたの大切な人が難病にかかったら、あなたはどうしますか? 主人公の瞬が難病にかかり生きる力を失ってしまう。 それを、支えた家族、恋人、友人・・・まわりで見ているほうもとても辛い・・・ 第三者の心無き言葉や行動が、家族、恋人、友人までも傷つけてしまうんです。 あなたなら耐えられますか? そして瞬になんて声をかけますか? とても考えさせられる作品でした。 ソフィアさんありがとうございました。
この作品では、命の大切さを教えていただきました。
もし、あなたの大切な人が難病にかかったら、あなたはどうしますか?
主人公の瞬が難病にかかり生きる力を失ってしまう。
それを、支えた家族、恋人、友人・・・まわりで見ているほうもとても辛い・・・
第三者の心無き言葉や行動が、家族、恋人、友人までも傷つけてしまうんです。
あなたなら耐えられますか?
そして瞬になんて声をかけますか?
とても考えさせられる作品でした。
ソフィアさんありがとうございました。