…そろそろ帰らなきゃ。 晩御飯の準備もあるし。 教室を出て歩いていると、 どこからか話し声が聞こえてきた。 「私……瑠々那くんが好きです」 …これって、告白? あの子とルルが近くにいるの? その声のする方へ近づいてみると、 2人がいた場所は、玄関付近の階段だった。 こんなところで告白!? 「だ、誰かにバレたら…」 「確かにバレたらヤバイよね」 ……えっ?