ルルのことだから、きっと寝てるはず。 制服に着替えた柚香は、 ルルの部屋に向かった。 「ルル!起きて!」 勢いよく扉を開けると、 そこにルルの姿はなかった。 ………あれっ? 布団もきちんとたたんである。 どういうこと………? 「ルル…?」 トイレや脱衣場を覗いても居なかった。