し、しまった…!! 何とかして泣き止ませないと… 「ルル、薫を泣き止ませて!」 「何で。俺、こういう子興味ない」 こういう子って…ルルも本当は子供でしょ!? 「ルル、お願いだから!あたしじゃ出来ないの!」 「………」 ルルは溜め息をつくと、 渋々と薫の元へ歩んだ。 そして、薫の頭を優しく撫でた。