桜の誓い

―唯斗side-


桜「私の前から居なくならない?」


何故だろう?


この子は…桜ちゃんは、何に怯えているのだろう?


どうしてこんなにも、傷ついているのだろう?

「居なくならない。僕は絶対に、桜ちゃんの隣にいるよ」


桜「ずっと…?」


「ずっと…だよ。だから、桜ちゃんはそれを着けているんでしょう?」


あの時に渡した、約束の証である、指輪。


僕は桜ちゃんを一人にしないために、それを渡したんだから。


一度一人にしてしまったけど、でも、だからこそ、もう一人にはしない。