花火を見るためにとまったときに 結伊の腕を触った。 思ったより固くて、太くて たくましい腕だった。 結伊の腕に置いた手を彼はにぎってぐっと自分の方に引き寄せた。 真正面から結伊と向かい合う。 彼の瞳から、お祭りの雰囲気から なにからも逃げることはできなかった。 だって今はいつものように4人でいる訳じゃないから。 2人きりだから。