3つかぞえて、君と青
青春・友情
完
0
象とカフカ/著
- 作品番号
- 997044
- 最終更新
- 2014/02/05
- 総文字数
- 28,104
- ページ数
- 124ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 3,919
- いいね数
- 0
わたしたちが繋がっているのは
結伊の死で、
大人になる前に
わたしたちは
結伊と、17の頃のわたしたちと向き合うために
旅に出る決心をした。
*
千樫 ちかし
伊澄 いずみ
譲 ゆずる
結伊 ゆい
『3つかぞえて、君と青』
この作品の感想ノート
二人は「気を付けて帰るんだよ」を合図に別れた。
結衣の事を思い出し、笑顔になり、眠りについた。
でも、もう結衣はいない。冬に儚く消えた。気づくのが遅すぎたね。結衣、愛してる。伝えたかった。
いまでも結衣は17のまま、夢に出てくる。二人は話そうとしなくて、苦しいの。今にも壊れてしまいそうなのに、なんではなしてくれないの?
結衣、私はずっと忘れないよ。
藤沢未亜さん
2014/02/11 16:17
結衣へ
夏祭り、初めて二人だけで行ったね。いつもなら四人でいってたはずだけど、嘘をついても二人だけで行きたかった。
はぐれないようにと言い訳しあって繋いだ手。
花火を見ていると、突然てをひかれて、結衣は「今日だけだから」と、頬に触れたり、名前を唇と唇の間で、何度も呼んでくれた。
帰り道「ごめんな、あんなするつもりじゃなかった」と泣きそうな顔で言ったね。私は「今日だけでしょ?。謝らないで」。
泣きそうな顔でなにか伝えようとしてたから私は止めた。「今は言わないで、必ず聞けるときが来るから」と伝えたら「わかった」と結衣は言ってくれたね。
藤沢未亜さん
2014/02/11 16:11
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