コンコン!!! 和弥?? 私は、カーテンと窓を開けた。 「何?」 自然と、冷たい言い方になるのが分かった。 「冷てーな、何その言い方」 和弥は、ムスッとした表情でこっちを見る。 「………」 「何かあった?」 私は、今日見た和弥のことをどう表現して いいのかわからずにいた…。 「こっちこいよ!」 「うん…」 私は、恐いから和弥に抱きつくようにして 移動した。 和弥は、ベッドの上の壁に寄りかかって 座っている。 私は、少し離れたクッションの上に座った。