【完】最強Boys VS 謎の不良 〜彼らの追う夢の先〜

綾乃「孝くんはあたしがもらうから」


ドクン……。


綾乃が言葉を放った瞬間に、確かに心臓が不快な音をたてた。


有咲や千春が優雅や翔太の名前を口にした時とは違う、


あたしの心の奥に沈んでいた感情が、一気に浮き上がってくる気がした。


綾乃「どうしたの? そんな顔して」


あたしの表情を見た綾乃が、勝ち誇ったように笑う。


今更お前に何も言う権利はないというように……。


綾乃「あんたは孝くんを裏切ったのよ‼︎ 孝くんはずっと信じてたのにっ‼︎」


耳を塞ぎたかった。


ずっと心の奥に沈めて、蓋をしていたつもりなのに……。