【完】最強Boys VS 謎の不良 〜彼らの追う夢の先〜

学校中の生徒データを見ても、海里の存在はどこにもなかった。


でも、今ここにいたということは、


やはりここの生徒なのだろうか……。


だとしたら、何が目的で、俺達に近づいてきたのだろう……。


そして……


『ケガ、ねぇか?』


『ったく、気をつけろよ』


あの、海里のさりげない優しさはなんなんだろうか……。


海里の全てが謎だった。


しかし……―――


確実に俺達の中に、海里という存在が入りこんできている。


何も知らないけれど、あの海里のヒカリを失ったような瞳を、


ほっとけねぇんだ……。


何だか、他人事ではない気がして……。