10分後に凛花は準備完了した。 「蓮、遅くなってごめん」 「おせぇ」 「ごめんてばー」 「行くぞっ」 俺は凛花の方に手を差し出した。 その手をそっと優しく握ってくれた。 歩いて一緒に学校に向かう。 「たまには一緒に朝を過ごすのもいいな」 「そう、だね・・・///」 「また、顔赤い」 もしかして・・・ っと思い、聞いてみる。 「変なことでも考えた?」 「は?考えるわけないでしょ///」 「ふーん・・・残念」